We took a trip to Canada this past month to celebrate my father-in-law’s 70th birthday. Of course, kimono went with me and I have to say, I was very surprised by the reactions (or lack of reactions) I received from my fellow Canadians. When I wear kimono in Tokyo, especially in my neighbourhood, I usually get a lot of reactions. Sometimes it’s a head nod or a smile, sometimes a low whispered ‘kirei’ or ‘suteki’ as I pass. But when I wore it in Toronto, the reaction was indifferent; most people didn’t even take notice. We headed down to the popular waterfront to take some pictures and didn’t catch the notice of any of the runners, cyclists or dogwalkers on the boardwalk. No one gave me a second look, a nod, nothing. Perhaps they don't recognize kimono if it's not on maiko or geisha? I have no idea why, I was very surprised.
Oh well, we had fun trying to bring some spring to Toronto in my sakura kimono. Spring comes later in Canada, when after the snow melts, we are blessed with tulips and daffodils instead of sakura.
先月、義理の父の70歳の誕生日を祝いにカナダに行ってきました。カナダまではとても遠くて、飛行機で14時間もかかります。でも家族に会えるのもうれしいですし、私の着物をカナダで紹介するのも楽しみでした。お祝いに桜の着物を着ました。家族は、実際に私の着物姿を見てとても喜んでくれました。ブログの写真しか見ていなかったので。しかし、それ以外には、カナダ人の反応は意外でした。東京で着物を着て歩くと、にっこり笑って会釈してくれたり、たまには「きれいですね」とか「素敵ね」と通りすがりに小さく声をかけてくださる方もいます。一方、トロントで着物を着ても何の反応も引き出すことができませんでした。私たちは、写真を撮りに人気のある海岸へ行ったのですが、その途中すれ違ったジョガー、サイクリスト、犬の散歩をする人からも何の反応もありません。振りかえる人もなければ、うなずいてくれる人も、笑顔を向けてくれる人もないのです。芸者や舞子さんでないと着物として認めてくれないのかしら。理由は分かりませんが、私はとてもびっくりしました。
まあ、とにかく、桜の着物を着てトロントに日本の春を届けようとしたわけです。カナダの春は遅くやってきて、雪が解けた後は、桜の代わりにチューリップや水仙が春の訪れを教えてくれます。
- originally published in a/r/e/c/o/l/e/ monthly magazine May Issue /5月号のアレコレ月刊で出品されました。
カナダへ行った事ないから分からないけど、日本よりエスニックと文化の相違が多々でしょうかね。日本にいる日本人が、着物を着る「外人」に向かって「奇麗」とか「素敵」や言う事は差別だと思いませんか。かなしい事に、人種差別が多い日本を文化相違が多いカナダと比べて見たら、カナダの方がフレンドリーですからね。
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